研究課題/領域番号 |
15K08373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
元井 紀子 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医長 (70292878)
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連携研究者 |
石川 雄一 がん研究会がん研究所, 病理部, 部長 (80222975)
奥村 栄 がん研究会がん研有明病院, 呼吸器外科, 部長 (40465935)
西尾 誠人 がん研究会がん研有明病院, 呼吸器内科, 部長 (00281593)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Lung Cancer / Biomarker / Tumor heterogeneity / Companion diagnostic / PD-L1 / ALK / MET |
研究成果の概要 |
肺癌は新規治療法が多数開発されているが、精密医療の推進には適切なコンパニオン病理診断(CD)の確立が急務である。本研究では、CD結果の不一致の原因として腫瘍内多様性を想定し、その影響と機序を解析した。結果、ALK、EGFR肺癌ではドライバー変異は多様性獲得の過程でも維持されるが、mRNA、遺伝子発現の変化や形態変化は多様であり耐性獲得の一因と考えられた。また、MET肺癌ではタンパク発現は不均一でありCDとしてIHCの有効性は低かった。PD-L1 IHCは発現が多様であり、精度管理と技術革新による再現性の担保が今後の課題である。
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自由記述の分野 |
Pathology
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