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2017 年度 研究成果報告書

尿細胞診による腎疾患の非侵襲性検査法の確立-腎生検の頻度減少のために-

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08382
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関神戸大学 (2016-2017)
愛媛県立医療技術大学 (2015)

研究代表者

大崎 博之  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (80438291)

連携研究者 祖父江 理  香川大学, 医学部附属病院, 講師 (80452671)
串田 吉生  香川大学, 医学部附属病院, 講師 (30325352)
入野 了士  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (70634418)
研究協力者 徳原 康哲  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (60746329)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード尿細胞診 / ポドサイト / 糸球体腎炎 / 半月体形成 / WT1
研究成果の概要

尿中に出現するポドサイトとボウマン嚢上皮細胞を用いて糸球体腎炎の予後不良因子である半月体を検出できるか否かについて検討を行った.対象は,糸球体腎炎52症例(半月体あり15例,半月体なし37例)の腎生検組織と尿細胞診である.これら標本に,ポドサイトとボウマン嚢上皮細胞のマーカーであるWT1抗体を用いた免疫染色を実施して,半月体形成と尿中WT1陽性細胞数の関連を調査した.その結果,半月体ありの症例では半月体なしの症例よりも尿中WT1陽性細胞の出現数が有意に多いこと,尿中WT1陽性細胞のカットオフ値を5個/10mLとすることで中等度の正確性を持って半月体形成を検出できることが明らかとなった.

自由記述の分野

人体病理学

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公開日: 2019-03-29  

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