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2017 年度 研究成果報告書

細胞膜上でのADAM28活性調節機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08409
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 (2016-2017)
慶應義塾大学 (2015)

研究代表者

望月 早月  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 助教 (80365428)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードADAM28 / 分子標的薬 / 肺癌 / 増殖 / 転移
研究成果の概要

分子標的治療薬開発を目指して、完全ヒト型抗ADAM28特異抗体を開発した。本抗体は、IC50=37.5 nMと低濃度でADAM28活性を阻害し、5種類のNSCLC細胞株におけるIGF-I誘導性細胞増殖抑制とVWF誘導性アポトーシス亢進を示した。マウスを用いた早期肺癌転移モデルにおいては、癌細胞の増殖・転移を抑制するとともに生存期間を延長した。進行期肺癌転移モデルでは、既知の抗癌剤や抗VEGF抗体よりも有意に増殖・転移を抑制し、生存期間を延長した。本抗体をマウスあるいはカニクイザルに過剰投与しても有害事象は認められなかった。本抗体はNSCLC患者の新規治療薬候補として期待される。

自由記述の分野

実験病理学、生化学

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公開日: 2019-03-29  

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