研究課題/領域番号 |
15K08413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
池原 譲 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 上級主任研究員 (10311440)
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連携研究者 |
山口 高志 千葉大学, 大学院医学研究院・腫瘍病理学教室, 講師 (60626563)
池原 早苗 千葉大学, 大学院医学研究院・腫瘍病理学, 特任助教 (50598779)
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研究協力者 |
橋本 美香 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 創薬基盤研究部門, テクニカルスタッフ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 膵管がん / 遺伝子改変モデルマウス / T抗原 / ポリオーマウイルス / PanIN / TGFb / Tube forming Growth |
研究成果の概要 |
本研究は、膵管がんの発症と進展に寄与する要因の解明を目指して実施した。 代表者は、SV40 virusに由来するT抗原がPanINに発現する状況が生じると、急速に進行する膵管がんへと進展すること、および膵管がんに特徴的なtube forming growthが、TGFβシグナルの活性化により制御されていることを明らかにした。これらは、自然に存在するポリオーマウイルスが膵管がんの発症に関与している可能性を示唆するものであるとともに、EMTを誘導するKey Factorとして、TGFβが管状構造を形成しながら浸潤性に進展してゆく膵臓がん増殖のメカニズムを解明かにしたものである。
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自由記述の分野 |
実験病理学
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