(I)新規オートファジーは酵母細胞から哺乳動物まで保存されており、タンパク分泌の抑制によって誘導されることを見出し論文作成した。また(II)酵母細胞において新規オートファジー不能変異株Aag4の単離に成功し、Aag4欠損マウスの作出とその生理機能を解析した。また、(III)新規オートファジー誘導化合物として選定した化合物の一つが、ポリグルタミンを発現させた細胞において、ポリグルタミンの蓄積を劇的に改善する結果を得た。この細胞を電子顕微鏡にて観察しポリグルタミンンの細胞内蓄積の形態的基盤と、その蓄積が化合物添加によって改善するときの微細構造の変化について詳細に観察した。
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