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2017 年度 研究成果報告書

妊娠期の水溶性繊維食は生まれてくるこどものアレルギーや自己免疫疾患を減らせるか?

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08533
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 免疫学
研究機関順天堂大学

研究代表者

中島 章人  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (30439294)

連携研究者 奥村 康  順天堂大学, 医学部, 特任教授 (50009700)
垣生 園子  順天堂大学, 医学部, 客員教授 (30051618)
三宅 幸子  順天堂大学, 医学部, 教授 (50266045)
平松 啓一  順天堂大学, 医学部, 特任教授 (10173262)
渡辺 純夫  順天堂大学, 医学部, 特任教授 (20138225)
研究協力者 中西 裕美子  理化学研究所, 生命医科学研究センター, 研究員 (10614274)
大野 博司  理化学研究所, 生命医科学研究センター, チームリーダー (50233226)
堀 昌平  東京大学, 薬学部, 教授 (50392113)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード腸内細菌 / 食物繊維 / 短鎖脂肪酸 / 制御性T細胞 / 胸腺 / Aire / GPR41
研究成果の概要

近年の研究より、腸内細菌は腸管のみならず、全身の免疫システムに影響を与えることが報告されている。本研究では妊娠期や授乳期の母親の腸管内で産生される短鎖脂肪酸(SCFAs)が子供に移行し、子供の制御性T細胞(Treg)の産生に影響するか検討した。その結果、妊娠期や授乳期の母親のSCFAsは、子供の胸腺上皮細胞に発現するGPR41レセプターを介してAire遺伝子の発現を上昇させて子供の胸腺Tregの産生に関与している可能性が示唆された。本研究では、母親の腸内細菌は子供の生後初期の胸腺Treg産生にリンクしているというメカニズムを初めて示すことができた。

自由記述の分野

免疫学

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公開日: 2019-03-29  

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