本邦の生物統計家や臨床研究の専門家は欧米に比べ少数で,研究者に対する統計学や研究デザインの教育プログラムは限られている.本研究では,生物統計家と臨床医が協力し,多数の統計相談の内容やセミナーで得た研究者からのフィードバックアンケートの結果を精査し,更に海外機関からの最新情報も活用し,実践的で双方向の教育プログラムを開発・改良した.全体に占める統計ソフトを用いる実習の割合を50%以上とし,無作為化割付け表の作成,サンプルサイズの設定,予後予測モデル作成を含む線形モデルの解析出力の読み方等を中心に実習教材を開発した.成果は臨床学会や本研究費にて主催した国際シンポジウムを通じて情報発信した.
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