研究成果の概要 |
本研究では、がん細胞におけるMCT1, 4の発現・機能解析、MCT1, 4ノックダウン時のがん細胞の生存・運動能との関連性、MCT1, 4選択的な阻害剤の探索の3点について行ってきた。最初の検討によりがん細胞においてMCT1あるいは4が機能的に発現している細胞を各々見出した。またMCT1あるいは4の発現を抑制することにより、これらがん細胞の生存率・運動能を低下させることを見出した。最後にMCT1, 4選択的な阻害剤の検討を行ったところ、MCT1と比較してMCT4への選択性が高い阻害剤を明らかにした。
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