研究課題
基盤研究(C)
本研究では、ニトロ化IL-18の糖尿病との関連を明らかにし、疾患マーカーとしての有用性を評価するものである。本研究において、IL-18のニトロ化は糖代謝機能などを減弱させることを明らかにした。さらに、ニトロ化IL-18は糖尿病モデルマウスでも認められた。また、ニトロ化を受ける分子としてNAD+を同定した。ニトロ化によりNAD+の機能が低下することが認められた。さらにNOによるDNAメチル化により糖転移酵素の発現が低下し、糖鎖構造に影響する可能性が示唆された。
糖代謝