研究課題/領域番号 |
15K08639
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
廣川 誠 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50241667)
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研究分担者 |
鈴木 隆二 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 診断・治療研究室, 室長 (70373470)
藤島 直仁 秋田大学, 医学部, 講師 (70422152)
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連携研究者 |
北浦 一孝 国立相模原病院, 診断治療研究室, 研究員 (00518136)
松谷 隆治 国立相模原病院, 診断治療研究室, 研究員 (70372290)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 特発性血小板減少性紫斑病 / Bリンパ球 / B細胞抗原受容体 / レパトア / NGS |
研究成果の概要 |
特発性血小板減少性紫斑病の発症機序を明らかにするために次世代シーケンサーを用いて血液中B細胞が有するIgG型B細胞抗原受容体を解析した。59種類のIGHVサブファミリーの使用頻度について健常人で比較するとIGHV4-28セグメントの使用頻度が高いことが判明した。186種類のIGHV4-28クローンが特発性血小板減少性紫斑病症例において同定され、これらのうち135クローンは IGHJ4と再構成していることが判明した。これらのB細胞クローンの抗原特異性は不明であるが、CDR3領域にsomatic hypermutationがみられることから、何らかの抗原による選択圧がかかっていることが示唆された。
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自由記述の分野 |
内科学、血液内科学、免疫学
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