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2017 年度 研究成果報告書

検体中の生菌数を感染症重症度や治療効果の新たな指標とする検査技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08642
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関富山大学

研究代表者

仁井見 英樹  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 准教授 (50401865)

研究分担者 北島 勲  富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (50214797)
野手 良剛  富山大学, 附属病院, 主事 (60377364)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード敗血症 / 感染症 / 遺伝子検査 / バイオマーカー / 迅速検査
研究成果の概要

現在用いられているプレセプシン、プロカルシトニン、体温、白血球数、CRPなどは敗血症の重症度と必ずしも一致しない。そこで我々は「患者検体中の菌数」を敗血症重症度の新たな指標として利用するため、迅速・正確に測定する方法を開発した。
実際に敗血症患者で血液培養陽性となった患者の血液中の菌数を測定した結果、菌数と患者の重症度は明確な相関を示した。
次に、敗血症患者5名の治療前、治療後24時間、72時間の菌数の推移を調べた。その結果、感受性の高い抗菌薬を使用した場合、24時間後に菌数は劇的に減少し、72時間後には更に減少した。つまり菌数は優秀なバイオマーカーである可能性が強く示唆された。

自由記述の分野

感染症検査方法の開発

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公開日: 2019-03-29  

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