研究課題/領域番号 |
15K08649
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
竹本 恭彦 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (20364002)
|
研究分担者 |
村上 善基 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00397556)
首藤 太一 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20295687)
葭山 稔 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (30240956)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | 老化 / 喫煙 / 早期血管障害 / 血管内皮機能 / 遺伝子検査学 |
研究成果の概要 |
喫煙者において、血管機能評価を行い、動脈硬化の進展に伴うmiRNAの発現の差異を検討した。採取した血液よりmiRNA抽出を実施した。その後、非喫煙群で血管障害を生じていない群と、喫煙群で血管障害を生じている群で、miRNAプロファイリング解析を実施した。その結果、miR-27、miR-455、miR-1、miR-133、miR-136、miR-142、miR-337、miR-369、miR-370、miR-409、miR-411、miR-431、miR-432、miR-493、miR-584、に発現差異を認めた。
|
自由記述の分野 |
血管内皮機能
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
喫煙による早期血管障害である血管内皮機能障害の評価は、近年の診断機器の進歩で、比較的に簡便に行えるようになったが、いまだ時間と人手を要する。喫煙による血管内皮機能障害に関与するmicroRNAを明らかにし、より簡便に迅速に喫煙による早期血管障害の発生を検出できる指標を開発することは、健康寿命延伸を阻害する喫煙による血管障害を早期に検出し、生涯現役を貫けるよう支援することにつながり、社会的意義は大きいと考えられる。
|