研究課題
基盤研究(C)
進行胃がん組織から分離培養したがん間質細胞と胃がん再発患者血清の解析からVEGFなどを介した血管新生とがん休眠に関与するCCL2/CCR2 axis阻害が病勢進行に関与していることが明らかになった。臨床研究としてCCL2/CCR2 axis阻害薬であるプロパゲルマニウムを胃がん再発患者15名に投与した結果、全生存期間の延長傾向を認めた。また、治療効果を認めた症例における血清中VEGF-A 濃度は低く、末梢血中のcytolytic NK 細胞の活性化が見られることを明らかにした。
外科学