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2017 年度 研究成果報告書

世界的規模の気候変動による健康影響に関する疫学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08714
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関九州大学

研究代表者

小野塚 大介  九州大学, 医学研究院, 助教 (50446829)

研究分担者 萩原 明人  九州大学, 医学研究院, 教授 (50291521)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード環境疫学 / 環境保健学 / 気候変動 / 異常気象 / 感染症疫学 / 救急疫学 / 公衆衛生学 / 予防医学
研究成果の概要

まず、気候変動と死亡との関係については、異常高温及び異常低温は、有意にかつ非線形性的に死亡リスクと有意な関連がみられた。また、異常高温と異常低温では、死亡リスクとの関係性に違いがみられた。次に、気候変動と救急搬送との関係については、異常高温と異常低温によって、全疾患、循環器疾患、呼吸器疾患による救急搬送リスクが有意に上昇した。また、これらの関係については、地域異質性がみられた。最後に、気候変動と病院外心肺停止との関係については、異常高温及び異常低温により、病院外心肺停止のリスクは有意に上昇した。また、気温による病院外心肺停止の寄与リスクについては、高温よりも低温のほうが大きかった。

自由記述の分野

環境疫学

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公開日: 2019-03-29  

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