研究成果の概要 |
この研究では、日本多施設共同コホート研究のデータセットを用いて横断解析を行った。対象者は35-69歳の名古屋市住民5151人である。2015-2016年度はADH1BとALDH2遺伝子多型と2型糖尿病リスクとの関連を解析し、これらの遺伝子多型とコーヒー、飲酒摂取量との交互作用を検討し、それを論文にまとめた(Yin G et al, Nagoya J Med Sci 78:183-93, 2016)。2017年度は、コーヒー摂取習慣と関連する遺伝子多型CYP1A2, PAPSS1, GRIN2A , CAB36L及びLBMA4の実験が終了し、これらの遺伝子多型と2型糖尿病との関連を統計解析した。
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