研究課題
基盤研究(C)
多目的コホート研究の1990年ベースライン当時の居住地域から転出していない約7.5万人の居住地情報のジオコーディングを行い、大気汚染と健康との関連を検討すべく、大気汚染曝露評価をより正確に行い、健康影響を検討できる基盤構築を行った。実際の個人曝露にあてはめるために、都市部地域で、大気測定局を用いた二酸化窒素(NO2) LUR(Land use regression)モデルの構築を、常時測定局(常時観測LUR、203地点)と臨時測定局データを用いて(臨時測定LUR、150地点)それぞれ行ったところ、常時観測LURモデルは都市内30か所のNO2実測年平均濃度とよく相関していた(R2=0.68)。
疫学