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2018 年度 研究成果報告書

住民参加型自殺予防対策の効果に関する実証的検証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08726
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関秋田大学

研究代表者

佐々木 久長  秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (70205855)

研究分担者 ヨン キム・フォン・ロザリン  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40771796)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード自殺対策 / ボランティア / 保健師 / 連携
研究成果の概要

ゲートキーパー養成のための資料を作成して実施した養成講座受講者を対象とした調査で、住民は身近に心配な人がいることを認識しており、機会があれば支援したいという気持ちを持っていることが確認できた。地域で自殺対策に取り組んでいるボランティアを対象に調査を行った。この結果、居場所づくりを通して、希死念慮や抑うつ状態にある人との接点を持っていることが確認された。また保健師を対象にしたインタビュー調査で、保健師がボランティアを支援することと、ボランティアが地域の情報を提供し見守りをすることで、より効果的な自殺対策を展開する可能性が示唆された。

自由記述の分野

健康科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

住民参加型自殺予防対策が、希死念慮を抱く住民との接点を持つことと、行政担当者や専門機関との連携を通して、自殺者の減少に関与している可能性を示すことができた。この結果は、ボランティアにとって活動の意義を確認することができたという社会的意義があった。本研究を通して作成した資料は、改善を重ね現在まで約2000名以上のボランティア養成に活用されている。

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公開日: 2020-03-30  

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