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2017 年度 研究成果報告書

HIV流行阻止・エイズ発症予防のための臨床分離株の増殖能と増殖因子の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08734
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関鳥取大学

研究代表者

景山 誠二  鳥取大学, 医学部, 教授 (60252706)

研究協力者 金井 亨輔  
常城 朱乃  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードHIV / 薬剤耐性 / 増殖能 / フィリピン
研究成果の概要

2015年・16年のフィリピンにおける薬剤耐性ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の流行頻度を9.2%と推定した。この集団において、薬剤未使用者に12ヶ月間治療した後に得た血清・血漿142検体のうち、37株について分離に成功した。この株の増殖能を検討したところ、抹消血液のHIV量と比例したが、試験管内での増殖能が全てについて血漿中より多かった。その増殖能には株による大きな幅があった。このように、内在性のHIVの増殖能は、血漿ウイルス量では判断できない。したがって、内在性ウイルスの増殖能を判定・モニターする意義は大きい。特に耐性ウイルスの出現に伴い薬剤を変更する場合は、この指標に注目する必要がある。

自由記述の分野

ウイルス学、国際保健

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公開日: 2019-03-29  

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