研究課題
基盤研究(C)
本研究は、中学校及び高校における学校教職員のインターネット依存とその関連する要因に関して明らかにした。学校教職員のうち、約5%にインターネット依存の可能性を有する者がみられた。また、「思っていたより長時間インターネットをすることがある」という回答が約4割強みられ、インターネットへの依存が高い者が一定数存在することを明らかにした。他方、本研究によって、仕事に対する自覚的ストレスが高いものの、教職員としての仕事の適性や内容、意義については半数以上の者が肯定的な回答をしていた。教職員のメンタルヘルス対策とともに、インターネットの適正使用の普及啓発が必要であると考えられた。
公衆衛生学