研究課題/領域番号 |
15K08805
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
崔 仁哲 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40375514)
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研究分担者 |
木山 昌彦 公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病, その他部局等, その他 (10450925)
磯 博康 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50223053)
大平 哲也 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50448031)
北村 明彦 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80450922)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | FMD検査 / シスタチンC / 早期腎臓障害 / 血管内皮機能障害 |
研究実績の概要 |
本研究は、循環器疾患の疫学調査を実施している地域住民を対象として、非侵襲的な早期の動脈硬化指標である血流依存性血管拡張反応(%FMD)と早期腎臓障害のマーカーである血清シスタチンCが慢性腎臓病の発症・進展に及ぼす影響を明らかにする。 対象者は秋田県某地域、茨城某地域および大阪府某地域の3地域の循環器健診受診者を対象として、2012~2014年に30歳~79歳の男女で約500人に対してFMD検査を実施しているが、2015~2016年にさらに別の500人に同検査を実施する。 そして、健診時の凍結保存した血清を用いて1,000人分のシスタチンC濃度を測定する。腎機能障害の評価に関しては、毎年継続して測定している血清クレアチニン値を用いて、eGFRとクレアチニンの変化量、慢性腎臓病の発症をアウトカムとする。 解析について、血管内皮機能障害、シスタチンC及びそれらの組み合わせと腎機能障害との関連を検討する。その際に、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム等の影響を考慮した上で、早期の動脈硬化指標及び腎機能障害指標と慢性腎臓病の発症との関連を縦断研究で明らかにする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定のとおり、2015年度は、30~75歳男女を対象に、地域において約250人についてFMD検査を実施した。
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今後の研究の推進方策 |
2016年度、対象地域である茨城県の某市、大阪の某市、秋田の某町で約250人についてFMD検査を追加実施する。 また、中間解析として、2016年度日本公衆衛生学会総会で発表する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度以降に執行する必要が出てきたため。
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次年度使用額の使用計画 |
データ収集及び解析費用として充当する。
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