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2018 年度 研究成果報告書

サブサハラにおける離乳時期の決定要因と子どもの低栄養指標との関連

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08816
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関つくば国際大学 (2018)
沖縄県立看護大学 (2015-2017)

研究代表者

長堀 智香子  つくば国際大学, 医療保健学部, 講師(移行) (90600627)

連携研究者 金城 芳秀  沖縄県立看護大学, 大学院・保健看護学研究科, 教授 (40291140)
山内 太郎  北海道大学, 大学院・保健科学研究院, 教授 (70345049)
研究協力者 ボドヌン ジョゼフ  ラギューン母子大学病院センター, 産婦人科医
アラオ マルフ・ジュール  ラギューン母子大学病院センター, 小児科医
パドヌ・バットシ ジュネビエーブ  ラギューン母子大学病院センター, 小児科・公衆衛生学専門, 医師
ンパティン ベンジャマン  ラギューン母子大学病院センター, 産婦人科医
アムル・ウエナシー イブ  ラギューン母子大学病院センター, 栄養士・助産師
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード栄養不良 / こども / アフリカ
研究成果の概要

本研究の目的は、サブサハラアフリカに位置するベナン共和国で、300組の母子を対象に、子どもの身体計測および母親への構造化インタビュー実施し、離乳時期の決定要因と子どもの低栄養との関連を明らかにすることである。結果、子どもの栄養状態は11.0%が低身長、14.7%が低体重であった。また、ロジステイック回帰分析では、「食品の保存」「出生時の体重」が統計学的に有意であった。離乳時期における母親の安全な食行動が子どもの栄養状態に影響することが示唆された。

自由記述の分野

国際保健

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、サブサハラアフリカの子どもの離乳時期の決定要因と低栄養との関連について、離乳時期における母親の安全な食行動が子どもの栄養状態に影響するとの示唆を得ることができた。本研究の独創的な視点は、多くの研究でアフリカの子どもの栄養評価を子どもの実月齢を用いていたが、本研究では母子手帳で在胎週数を確認し、早産の子どもには修正月齢で評価し、分析している点である。本研究成果は、早産や低出生体重児で生まれる子どもが多いサブサハラアフリカ諸国、ひいては途上国全体への波及効果が期待できるため、国際保健学的に意義が高い。

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公開日: 2020-03-30  

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