• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 実績報告書

メタボロミクスを用いた向精神薬多剤併用による突然死の病態解析と法医診断への応用

研究課題

研究課題/領域番号 15K08890
研究機関大阪医科大学

研究代表者

佐藤 貴子  大阪医科大学, 医学部, 准教授 (10530420)

研究分担者 財津 桂  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (30700546)
土橋 均  名古屋大学, 医学系研究科, 招へい教員 (40596029)
鈴木 廣一  大阪医科大学, 医学部, 教授 (60171211)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード向精神薬 / メタボロミクス / GC-MS
研究実績の概要

最終年度については、多剤併用モデルを用いて同様の検討を行った。Clomipramine (CPM)、Chlorpromazine (CPZ)、Paroxetine (PAR) 、Flunitrazepam (FLU)を併用するにあたって、予備実験を行い、投与量を決定した結果、①CPM(3mg/kg)+PAR(3mg/kg)+FLU(1mg/kg)、②CPZ(3mg/kg)+CPM(3mg/kg)+FLU(1mg/kg)、③CPZ(3mg/kg)+PAR(3mg/kg)+FLU(1mg/kg)の3群に分けることとした。前年度と同様に、試料採取時間については投与前(0)、投与3, 6, 12, 24, 48時間後の6点で採取することとした。SD系雄性ラット(16週齢)に上記の設定で薬物を腹腔内投与し、採血を行い、速やかに血清を分離した。血清からクロロホルムーメタノール溶液(2:5,v/v)で抽出を行い、メトキシアミンとMSTFAで誘導体化後、GCMS-TQ8030で分析を行った。代謝物データは委託にて多変量解析を行った。同時に、体温変化、症状の記録を行い、薬物血中濃度も測定した。データ解析の結果、3群ともに、0時間と投与12時間のポイント間で特に有意な代謝産物の変動がみられ、それらの多くはエネルギー産生に関連する代謝産物と考えられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [学会発表] Analyses of plasma metabolomics in combination use of psychotropic drugs in rats2018

    • 著者名/発表者名
      Sato T, Tsuboi K, Nomura M, Matsumoto T, Zaitsu K, Shima N, Kitagawa M, Saito T, Abe S, Tsuchihashi H, Suzuki K
    • 学会等名
      24th Congress of the International Academy of Legal Medicine
    • 国際学会
  • [学会発表] Analyses of plasma metabolomics after administration of psychotropic drugs in rats2017

    • 著者名/発表者名
      Sato T, Tsuboi K, Nomura M, Matsumoto T, Zaitsu K, Shima N, Kitagawa M, Saito T, Abe S, Tsuchihashi H, Suzuki K
    • 学会等名
      10th International Symposium Advances in Legal Medicine
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi