研究課題
基盤研究(C)
軽度から中等度の認知症患者に対し、音楽体操による介入を行い、脳トレを行った群と比較した。1回40分、週 1回、半年間の介入の結果、日常生活の自立度の評価尺度である Functional Independence Measure (FIM) の値が脳トレ群では有意に悪化していたのに対し、音楽体操f群で維持されていた。認知機能検査では、音楽体操群が精神運動速度、脳トレ群では記憶が有意に改善した。以上より、両者を組み合わせたベストな介入法があると思われた。
医歯薬学