研究課題
基盤研究(C)
NODマウスの自然発症モデル及びCYモデルへのLPS(TLR4 agonist)投与で有意な発症抑制を認めた。また、SR-A欠損NODマウスの自然発症モデル及びCYモデルへのLPS投与でも更なる発症抑制効果を認めた。次に、膵β細胞に存在する自己抗原IGRP特異的に反応するCD8陽性T細胞クローンのT細胞受容体をNODマウスに遺伝子導入したマウスで、T1D発症を促進する8.3NODマウスへの投与実験を行なった。TLR9に対する抗体投与では発症を抑制しTLR7のagonistでは発症を促進するが、LPS投与でもNODマウスとは異なり発症を抑制せずむしろ促進するという興味深い結果を示した。
1型糖尿病