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2017 年度 研究成果報告書

NUDT15遺伝子多型を用いた炎症性腸疾患の個別化医療へ向けたエビデンスの確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08976
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

中村 志郎  兵庫医科大学, 医学部, 教授 (50271185)

研究分担者 高川 哲也  兵庫医科大学, 医学部, 助教 (20444614)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードNUDT15 / 炎症性腸疾患 / 潰瘍性大腸炎 / クローン病 / チオプリン / 個別化医療 / 遺伝子多型
研究成果の概要

チオプリン製剤は炎症性腸疾患の治療で用いられ、副作用として全脱毛や白血球減少症がある。この原因は不明であったが、2014年にNUDT15遺伝子の変異が副作用と強く相関すると韓国から報告された。よって我々は、この結果が日本人で再現できるか、またどのような分子機構が関連するか検討した。本研究で、我々は日本人でもNUDT15遺伝子の変異により副作用が生じることが説明でき、またこの変異の保有者は、通常型の人に比べより少量でかつ治療効果も高いことを見つけた。またこの変異により遺伝子機能の喪失が起こり副作用が生じる可能性を示唆した。NUDT15はチオプリン誘発性の副作用を予測できる遺伝子マーカーである。

自由記述の分野

炎症性腸疾患

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公開日: 2019-03-29  

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