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2017 年度 研究成果報告書

重症肝不全におけるGab1蛋白による肝前駆細胞の制御機構と新規肝再生療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08997
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

木曽 真一  大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授 (40335352)

研究分担者 吉田 雄一  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教 (30457014)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードGab1 / 重症肝不全 / 肝再生 / 幹細胞
研究成果の概要

肝幹/前駆細胞を介した肝再生過程におけるGab1の役割について検討した。WT及び肝細胞特異的Gab1欠損マウス(CKO)に3,5-diethoxycarbonyl-1,4-dihydrocollidine (DDC)含有食餌を投与したところ、WTの肝臓は著しく肥大したが、CKOでは肝委縮が著明に低下し、6週までの生存率は、WTに比し約15%と著明に低下した。DDC投与後2週後のCKOの障害肝組織においてCK19陽性の肝幹/前駆細胞は著明に減少し、幹細胞マーカーの遺伝子発現は有意に低下した。アダプター蛋白Gab1は、肝幹/前駆細胞を介した肝再生過程において重要な役割を果たす可能性が示唆された。

自由記述の分野

肝再生

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公開日: 2019-03-29  

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