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2017 年度 研究成果報告書

次世代シークエンサーを用いた膵液網羅的遺伝子解析によるIPMN良悪性診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09044
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関山梨大学

研究代表者

高野 伸一  山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (80377506)

研究協力者 榎本 信幸  山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (20251530)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードIPMN / 膵液 / 次世代シークエンス
研究成果の概要

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は膵癌の前癌病変あるいは危険因子と認識され、IPMNの悪性度予測や併存膵癌の早期診断は、予後不良な膵癌の克服には重要である。本研究では最新の遺伝子解析機器である次世代シークエンスにより切除組織を解析し、悪性IPMNを決める遺伝子異常としてTP53変異やSMAD4遺伝子の欠失を同定した。これらの結果は従来の研究からも予測されていることであるが、本研究ではさらに、これらの遺伝子異常が切除組織からのみではなく、術前に採取可能な膵液からの検出を試み成功した。今後はこの研究をさらに発展させ、膵液のみならず完全に採取可能な血液での診断を目指していくこととなる。

自由記述の分野

胆道・膵臓

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公開日: 2019-03-29  

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