研究課題/領域番号 |
15K09094
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
田口 功 獨協医科大学, 医学部, 教授 (80316570)
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研究分担者 |
小松 孝昭 獨協医科大学, 医学部, 講師 (10597537)
井上 晃男 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20168454)
中原 志朗 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (70383081)
京ヶ島 守 日本薬科大学, 薬学部, 教授 (50225091)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 冠動脈疾患 / プラーク / 冠動脈形成術 / micro RNA / スルファチド |
研究実績の概要 |
本研究では、スルファチドとmicro RNA 100の冠動脈プラーク不安定化との関連性、および冠動脈形成術(PCI)後再狭窄との関連性を検討することを目的とした。加えて、ステントを使用しないバルーンのみのPCI、いわゆるStentless PCIの成績を検証することも目的としている。 研究の進行は順調である。目標60例のPCIは終了し、1年後の追跡冠動脈造影も終了した。再狭窄は薬剤溶出ステント(DES)群で2例(6.7%)、Stentless PCI群では再狭窄を認めず0%であった。以上の成績を各学会で発表し、論文化も行った。 今後、定量的冠動脈造影検査による解析を追加し、Stentless PCIの有効性を検証する予定である。加えて、スルファチド、micro RNA 100、凝固線溶系マーカー、炎症マーカーについても冠動脈プラークや再狭窄との関連性を検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
目標60例のPCIは終了し、1年後の追跡冠動脈造影も終了した。再狭窄は薬剤溶出ステント(DES)群で2例(6.7%)、Stentless PCI群では再狭窄を認めず0%であった。以上の成績を各学会で発表し、論文化も行った。 今後、定量的冠動脈造影検査による解析を追加し、Stentless PCIの有効性を検証する予定である。加えて、スルファチド、micro RNA 100、凝固線溶系マーカー、炎症マーカーについても冠動脈プラークや再狭窄との関連性を検討する予定である。 以上を遂行するためのデータは既に確保されており、予定の期間で研究を終了することは可能であると思われる。
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今後の研究の推進方策 |
前述のごとく、本研究を全うするためのデータは、おおむね確保されており、Stentless PCIの成績については、すでに各学会で発表し、論文化も行った。 今後、詳細な解析をおこない、Stentless PCIの成績、冠動脈プラークと各バイオマーカーとの関連性、およびPCI後再狭窄と各バイオマーカーとの関連性について学会発表、論文作成を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度に検査薬の購入を計画しているため
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次年度使用額の使用計画 |
検査薬の購入予定です
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