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2017 年度 研究成果報告書

メタボリック症候群が心房細動の進行および血栓形成に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09104
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関日本大学

研究代表者

奥村 恭男  日本大学, 医学部, 准教授 (20624159)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードメタボリック症候群 / 心房細動 / リモデリング / 血栓形成 / 脂肪浸潤
研究成果の概要

メタボリック症候群により促進される心房筋リモデリングの機序を明らかにするために、ビーグル犬を用いた実験を行った。高カロリー食を給餌し、高頻度心房刺激を行ったMetS-AF群および通常食に同様の刺激を行ったAF群は、通常食の給餌のみの対照群に比較し、左房・肺静脈不応期が短縮していた。心房細動持続時間は、対照群、AF群、MetS-AF群の順に延長し、同様に組織学では左房心筋内心外膜側を中心に脂肪浸潤が増加していた。線維化も同様の傾向を示したが統計的な差はなかった。脂肪浸潤の程度は不応期の短縮と相関していた。以上から、左房心筋内への脂肪浸潤が、心房細動リモデリングの進展に寄与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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