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2017 年度 研究成果報告書

心筋細胞肥大の核内情報伝達機構を標的とした創薬による新規心不全療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09108
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター)

研究代表者

長谷川 浩二  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 展開医療研究部, 研究部長 (50283594)

研究協力者 森本 達也  静岡県立大学
砂川 陽一  静岡県立大学
刀坂 泰史  静岡県立大学
宮崎 雄輔  静岡県立大学
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード循環器・高血圧 / シグナル伝達 / 薬学 / トランスレーショナルリサーチ
研究成果の概要

心不全の進展・悪化において、心筋細胞は病的肥大を呈し、胎児遺伝子プログラムの再誘導を伴う。転写コアクチベーターであるp300は内因性ヒストンアセチル転移酵素(HAT)であり、心筋細胞肥大における遺伝子発現制御に重要な役割を果たしている。p300HAT活性阻害作用を有する天然物、クルクミンが心不全の進展・悪化を阻止することを示した。今回、他の主要なクルクミン類縁体、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミンも、クルクミンとほぼ同程度にp300 HAT活性及び心筋細胞肥大を抑制することを示した。3 つの化合物の構造上の違いは、p300HAT活性と心肥大抑制効果には無関係であると考えられた。

自由記述の分野

循環器

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公開日: 2019-03-29  

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