研究課題
本研究より、繊維芽細胞から直接誘導新規心細胞を得ることができた。Z因子を加えることで、拍動を有するペースメーカー細胞を多く得ることができた。さらに、細胞内の研究の中で培養条件を調整することで、さらに効率的に拍動を有する心筋直接誘導を得ることができた。このことは、ペースメーカー細胞を有する心筋細胞をが多量に得ることができたと考えられる。そのため、さらに詳細に検討をする。
3: やや遅れている
本年度に予定していた実験がやや遅れている。特に、Z因子を詳細に検討をすることが可能となった。しかし、分子生物活的な機能が難しく解析に難航している。
今後は、培養条件でのリプログラミング機能を詳細に検討をする必要がある。また、生体内でのリプログラミングを検討しているが、生体での実験条件に時間がかかっている。
生体内リプログラミングの実験の確立が遅れてしまい、来年度に助成金を繰り越す必要があった。また、前年度は、生体内リプログラミングの条件検討が必要となった。次年度使用額(2,313,070円)だが、主に動物が主な研究費として必要となる。また、細胞解析が必要であり、それが次年度使用解析額として補填が必要となる。
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