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2017 年度 研究成果報告書

遺伝性不整脈疾患における突然死リスクの新しい非侵襲的評価法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09150
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

相庭 武司  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (40574348)

研究分担者 稲田 慎  姫路獨協大学, 医療保健学部, 准教授 (50349792)
松浦 博  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60238962)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード不整脈 / 電気生理学 / シミュレーション / 右室流出路 / 伝導
研究成果の概要

右室流出路(RVOT)における伝導遅延がなぜ不整脈発生に強く関係するのかは分かっていない。本研究では3-D高解像度の心臓モデルをコンピューター上で構築し、RVOTの不整脈発生器質としての役割について検討した。
シミュレーションの結果、右室自由壁側の伝導遅延では不整脈は長続きしないが、RVOTの心外膜(Epi)側に伝導遅延が生じると、容易に興奮波は分裂しそれが新たな興奮波の素となり不整脈が維持されること、さらにRVOT-Epiと左心室Epi側との境界部分における構造的な特徴が不整脈の器質となることを証明した。本研究はBrugada症候群における不整脈発生リスクの層別化に応用が可能である。

自由記述の分野

循環器内科

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公開日: 2019-03-29  

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