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2017 年度 実績報告書

KRAS遺伝子変異肺癌におけるNampt阻害による抗腫瘍効果とその作用機序の検証

研究課題

研究課題/領域番号 15K09165
研究機関旭川医科大学

研究代表者

大崎 能伸  旭川医科大学, 医学部, 教授 (30191935)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードNampt / KRAS
研究実績の概要

前年度から引き続き、次世代シークエンサーを用いてKRAS遺伝子変異および合併する遺伝子異常の解析を行うべく、プロトコールの最適化を行った。FFPE検体から抽出できるDNA量は、実験手技の変更によっても変化に乏しく改善の見込みが低かったため、次世代シークエンサーのライブラリー作成で用いるキットを変更することで対応した。Ion Ampliseq Library kit plusを用いることで測定時のIon Sphere Particel densityを適正な濃度にすることが可能となった。また、測定のパネルをIon Ampliseq Comprehensive Cancer Panelに変更して解析を行った。結果、KRAS遺伝子異常および合併する遺伝子異常を持つ症例を同定することができた。
次に効率よくNamptタンパク発現量を解析するため、KRAS遺伝子変異が同定された腫瘍組織からTissue microarrayを作成することとし、作成法を確立した。
現在、腫瘍のNamptタンパク発現量を評価すべく、解析を行っている。

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公開日: 2018-12-17  

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