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2017 年度 研究成果報告書

慢性腎臓病における創薬ターゲットとしての内因性リガンドMRP8の役割の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09268
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関熊本大学

研究代表者

桑原 孝成  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (00393356)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード慢性炎症 / MRP8 / 半月体形成性腎炎 / マクロファージ
研究成果の概要

慢性腎臓病(CKD)は国民の8人に1人の割合で存在し、進行すると透析に至り、さらなる治療法の開発が強く求められる代表的疾患の一つである。我々は糖尿病性腎症をはじめとするCKDにおける慢性炎症の役割について報告してきた。本研究ではCKDの原疾患の中でも重篤なものの一つである半月体形成性腎炎における炎症メディエーターMRP8の役割について検討を行った。その結果、MRP8の主な産生源である骨髄細胞特異的なMRP8の欠損はマクロファージ形質に影響を与えることで、腎炎を軽減できる可能性が示唆された。MRP8という炎症メディエーターが腎炎の新しい治療標的となることが期待される。

自由記述の分野

腎臓内科学

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公開日: 2019-03-29  

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