研究課題
高齢健常者8例を対象として、課題なしfMRI(Task free fMRI)を撮像した。まずMRICRONを用いて、Dicom形式ファイルを4D NIFTIファイルに変換した。次にFSLを用いて、ICAを行った。まず位置ずれ補正、スライスタイミング補正、スムージング後に、各個人毎にICAを施行した。次に脳の形を標準脳に合わせて変形させた。その後にAROMAを用いて動きのノイズ、生理学的ノイズを除去した。さらにグループのICAを施行し、default mode networkなどの安静時ネットワークを描出できた。最後にFslNet解析をおこない、安静時ネットワーク同士のconnectivityを解析できた。Seed to seed解析はAFNIを用いた。Dicom形式ファイルをAFNIフォーマットに変換後にafni.process.pyを用いて、位置ずれ補正、スライスタイミング補正、スムージング、標準脳に合わせた変形を行った。現在はROIの設定中である。
3: やや遅れている
課題なしfMRI(Task free fMRI)の解析ソフトの使用法が予想以上に複雑であり、取得に手間取っている。
解析ソフトの使用法は、何とか取得できた。そこで高齢健常者7例、およびパーキンソン病患者7例を対象として、課題なしfMRI(Task free fMRI)を撮像する。まずMRICRONを用いて、Dicom形式ファイルを4D NIFTIファイルに変換した。次にFSLを用いて、ICAを行った。まず位置ずれ補正、スライスタイミング補正、スムージング後に、各個人毎にICAを施行する。次に脳の形を標準脳に合わせて変形させる。その後にAROMAを用いて動きのノイズ、生理学的ノイズを除去する。さらにグループのICAを施行し、default mode networkなどの安静時ネットワークを描出する。最後にFslNet解析をおこない、安静時ネットワーク同士のconnectivityを解析する。Seed to seed解析はAFNIを用いる。Dicom形式ファイルをAFNIフォーマットに変換後にafni.process.pyを用いて、位置ずれ補正、スライスタイミング補正、スムージング、標準脳に合わせた変形を行い、Seed to seed解析まで行う予定である。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Journal of the Neurological Sciences
巻: 356 ページ: 142-147
10.1016/j.jns.2015.06.035
Neurology and Clinical Neuroscience
巻: 3 ページ: 150-152
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