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2017 年度 研究成果報告書

2型糖尿病膵島アミロイド沈着に対するエピジェネシス制御による新規治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09374
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関弘前大学

研究代表者

水上 浩哉  弘前大学, 医学研究科, 教授 (00374819)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード2型糖尿病 / β細胞容積 / 膵島アミロイド沈着 / 大血管障害 / 老人発症糖尿病 / β細胞減少
研究成果の概要

今回の研究により、大血管障害を有する2型糖尿病(vT2DM)と老年(75歳以上)でT2DMを発症した症例で膵島のアミロイドの沈着が著明に亢進することが解明された。これらアミロイド沈着はBMIと相関しておらず、肥満によるアミロイド沈着とは別の機序である可能性がある。また、vT2DM症例では膵島の血管構築の変化(膵島内血管の適応不全、膵島周囲の血管の増生、血管壁の肥厚)がみられ、これらのことが膵島アミロイド沈着を促進している可能性がある。また、老年発症T2DM症例では、膵管内腫瘍を高率に伴っており、膵島アミロイド沈着とあいまって、膵臓の広範な萎縮を来たす可能性が解明された。

自由記述の分野

2型糖尿病膵島病理学的研究

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公開日: 2019-03-29  

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