ヒト膵β細胞量調節機構に関する包括的検討

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K09399
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 代謝学
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 税所 芳史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (90327510)
• 連携研究者: 山田 健人 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60230463) ; 佐藤 誠治 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90528762) ; 稲石 淳 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (60724565) ; 村上 理恵 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40645719) ; 北郷 実 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70296599)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 糖尿病 / 2型糖尿病 / β細胞量 / 肥満 / 日本人 / 膵内分泌細胞 / 組織学

研究成果の概要

本検討の目的はヒト（日本人）でのβ細胞量の生理的、病的変化を明らかにし、その調節機構を解明することである。我々は剖検膵標本および膵摘出術を施行された患者の膵組織を用いて、日本人における膵α・β細胞量の肥満や糖尿病における変化を検討し、2型糖尿病ではβ細胞量が46%減少していることを報告した（J Clin Endocrinol Metab 2016）。また動物では膵内脂肪蓄積がβ細胞障害を惹起することが示されているがヒトではその関与は少ないことを報告した（J Clin Endocrinol Metab 2017）。

自由記述の分野

内分泌代謝学