PA024はAII誘導性CYP11B2 mRNA発現・転写活性、ならびにアルドステロン分泌を抑制した。またPA024投与により、NGFIB・Nurr1のmRNA発現低下も認められた。Deletion mutantsを用いた解析では、-1521から-106の領域にかけてPA024による転写抑制が認められた。Nurr1過剰発現によりCYP11B2転写抑制はレスキューされた。内因性RXRαのノックダウンはPA024によるCYP11B2、Nurr1 mRNA発現抑制を回復し、RXRα過剰発現はPA024によるCYP11B2転写抑制を増強した。さらPA024はTHMの収縮期・拡張期血圧を有意に抑制した。
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