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本研究では、近年、重要な機能的役割が次々と明らかにされているエピジェネティックな遺伝子の制御機構において、いまだ未解明な点が多い一つのDNAメチル化制御分子に注目し、正常・異常造血における未分化性維持の分子機構の解析を行った。その結果、特に、新たに条件的遺伝子欠損や誘導型遺伝子発現を組み合わせるなどした白血病発症マウスモデルを構築し、分子生物学的解析を行ってみたところ、従来明らかになっていなかった研究対象分子の、異常造血と強く関連する興味深い性状が浮かび上がってきた。現在、この性状に関する、詳細な解析を進めている。
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