研究課題/領域番号 |
15K09453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三浦 康生 京都大学, 医学研究科, 助教 (70605146)
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研究協力者 |
岩佐 磨佐紀 滋賀医科大学, 消化器血液内科, 大学院生
藤城 綾 滋賀医科大学, 消化器血液内科, 大学院生
藤井 紀恵 京都大学, 血液・腫瘍内科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 急性リンパ性白血病 / 間葉系間質細胞 / 抗がん剤抵抗性 / 細胞接着 / 骨髄微小環境 / 間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
成人前駆B細胞性急性リンパ性白血病(B cell acute lymphoblastic leukemia, B-ALL)は様々な治療の工夫にも関わらず長期予後は不良である.本研究課題では,ヒト骨髄間葉系間質細胞と接着するヒトB-ALL細胞が抗がん剤抵抗性を示す細胞集団であること,複数のプロテアソーム阻害剤が細胞間の接着性を減弱しB-ALL細胞の抗がん剤感受性を回復すること,ボルテゾミブを含む化学療法はB-ALLモデルマウスの生存期間を延長させることを示した.以上より,ヒト骨髄間葉系間質細胞を標的とした薬物療法がヒトB-ALL患者の治療に有効であることが示唆された.
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自由記述の分野 |
細胞治療学
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