研究課題/領域番号 |
15K09471
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
石田 文宏 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (80311695)
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連携研究者 |
関口 和 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (80720953)
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研究協力者 |
大島 孝一 久留米大学, 医学部, 教授 (50203766)
鈴宮 淳司 島根大学, 医学部, 教授 (70206556)
ムストキ サトゥ ヘルシンキ大学, 血液学研究ユニット, 教授
キム ウォン ソゥ ソンギョングァン大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | JAK-STAT系 / NK細胞腫瘍 |
研究成果の概要 |
アグレッシブNK細胞白血病(ANKL)は稀ではあるが東アジアに多く若年に発症する予後不良の悪性血液腫瘍のひとつである。ANKLの診断はしばしば困難で治療法も確立しておらず、より適切な診断・治療法の開発を目的にANKLの網羅的な遺伝子解析を行った。細胞内シグナル伝達経路のひとつであるJAK-STAT系分子の遺伝子異常をはじめ、複数の経路の異常を認めた。ANKLを含むNK細胞腫瘍株に対してJAK阻害薬が細胞増殖抑制に有効であった。以上により、ANKLの遺伝子異常を明らかにして、NK細胞腫瘍の分子標的候補を同定した。
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自由記述の分野 |
血液内科学
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