研究課題/領域番号 |
15K09478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
松井 啓隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (60379849)
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研究協力者 |
神力 悟 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授
長町 安希子 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ゲノム編集 / 急性骨髄性白血病 / 骨髄異形成症候群 / DDX41 |
研究成果の概要 |
遺伝子の変異や欠損により発症する造血器腫瘍の成り立ちを理解するために、造血細胞でゲノム編集手法を確立し、病態を解析することを目的とした研究を実施した。主に対象とした遺伝子は、DDX41遺伝子である。この遺伝子は造血器腫瘍の一定の割合で生殖細胞系列変異もしくは体細胞変異が認められるが、現在に至るまで、造血細胞におけるDDX41分子の生理的な役割や、遺伝子変異の病的意義についてはまだ全容が明らかになっていない。 CRISPR/CAS9システムを用いて作成したDDX41を発現しない細胞は、増殖が抑制されるなどの表現型を示した。これがリボソーム生合成の障害に起因すると考え、引き続き検証を進めている。
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自由記述の分野 |
血液内科学、分子生物学
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