研究課題/領域番号 |
15K09479
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
久冨木 庸子 宮崎大学, 医学部, 講師 (00284836)
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研究分担者 |
北中 明 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (70343308)
下田 和哉 宮崎大学, 医学部, 教授 (90311844)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ① 成人T細胞性白血病・リンパ腫 / TET2 / HBZ |
研究成果の概要 |
本研究では、ATLLで約10%に認められ、その発症・進展に関与すると予想されるエピゲノム制御遺伝子TET2の変異に注目した解析を行った。TET2変異の有無による臨床病態の違いを115例で検討した結果、TET2野生型患者と比較して、TET2変異型患者では節外病変が多かった。マウスモデルにおける検討では、HLTV-1慢性感染を反映するHBZトランスジェニックマウスと比較し、HBZ/TET2 2重変異マウスでは、リンパ球の臓器浸潤が亢進していた。TET2変異は ATLLの臓器浸潤を亢進し、病態を増悪させる可能性があると考えられた。
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自由記述の分野 |
血液内科学
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