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2017 年度 研究成果報告書

腫瘍発生における多様なゲノム構造異常およびキメラ遺伝子形成の分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09486
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

滝 智彦  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50322053)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードがん / ゲノム / キメラ遺伝子 / conjoined gene / エクソン / イントロン
研究成果の概要

血液腫瘍において、conjoined geneの形成と、キメラ転写産物形成の際のイントロンのエクソン化について明らかにした。Conjoined geneとは、隣り合った遺伝子間での融合遺伝子の形成であるが、我々は新規のconjoined geneを11種同定した。ゲノムアレイ解析ではconjoined geneの形成に伴うゲノムコピー数の変化は検出されず、転写レベルの現象であると考えられた。一方、染色体転座に伴うキメラ転写産物では、通常はイントロンとして除去される配列がしばしば転写産物の中に挿入されている。転座による遺伝子再構成の結果、イントロンのエクソン化が生じていると考えられた。

自由記述の分野

血液・腫瘍学、分子遺伝学

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公開日: 2019-03-29  

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