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2017 年度 研究成果報告書

同種骨髄移植後の新規免疫モニタリングシステムと免疫寛容メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09493
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関筑波大学

研究代表者

錦井 秀和  筑波大学, 医学医療系, 助教 (30512834)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード骨髄移植 / 制御性T細胞 / 移植片対宿主病
研究成果の概要

同種造血幹細胞移植の問題点として同種免疫反応による拒絶反応と移植片対宿主病が挙げられる。本研究では両方向の免疫反応が同時に起きる複雑な免疫反応の網羅的解析と新規治療提案を目的として、急性GVHDマウスモデルにおけるDR3シグナル解析を行った。刺激型DR3抗体を投与すると活性化型制御性T細胞(Treg)が劇的に増加し、ドナーマウスに投与する事により致死的GVHD発症予防が可能である事が明らかとなった。その一方、GVHDを発症したマウスではDR3抗体はアロ抗原反応性T細胞の活性化を促しGVHDを悪化させ、相反する機能をDR3シグナルは有している事が明らかとなった。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2019-03-29  

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