STEAP4及びExon3欠損バリアントの発現及び機能を関節リウマチ患者(RA)単球で解析した。両者ともRA単球で特異的に発現が上昇し、CRPと発現形態がリンクしていた。また、STEAP4及びバリアントをTHP-1に遺伝子導入し機能解析を行い、バリアント移入細胞ではLPS刺激によるIL-6が著減した。これらより、バリアントもRAにおいて炎症性サイトカインのコントロールに重要な役割を果たすことが明らかにされた。また、RA患者において、抗CCG7抗体のみが3種類の有効な生物学的製剤加療後に低下することを明らかにし、疾患活動性を評価できる自己抗体である可能性が示唆された。
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