研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Antimicrobial Resistance;AMRによる死亡者数は2050年にガンによる死亡者数を越えると想定されている (G7 OECD report,2015)。そこでWHOや主要国首脳会議から抗菌薬使用制限が提言され、本邦も2020年までに「数十%の抗菌薬耐性菌の減少」の成果指標を設定した(感染症対策閣僚会議, 2016)。特に本邦におけるMRSAのヒトにおける検出の割合は、他国と比較して高い(WHO 2014)。本研究では、新規高度薬剤耐性の国際基準を確立し、耐性化機構の解明、検出方法、実用化に向けた治療戦略の臨床開発を遂行し AMRアクションプランの成果指標に貢献した。
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