• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

小児褐色細胞腫/パラガングリオーマの発症機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K09633
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所)

研究代表者

室谷 浩二  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (60239556)

研究協力者 佐藤 武志  慶應義塾大学, 医学部小児科, 助教
木村 伯子  国立病院機構函館病院, 病理診断科, 部長
竹腰 一博  筑波大学, 医学医療系, 教授
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード小児内分泌学 / 褐色細胞腫 / パラガングリオーマ / SDHB遺伝子 / VHL遺伝子 / GAPP分類
研究成果の概要

褐色細胞腫/パラガングリオーマ(PCC/PGL)患者9例について検討した.発症年齢は6-15歳,内訳は,片側PCC6例,両側PCC1例,片側PGL2例であった.全例,高血圧以外の非特異的な症状を主訴に初診していた.
患者の末梢血白血球および摘出した腫瘍からゲノムDNAを抽出し,分子遺伝学的解析を実施した.9例中7例に末梢血and/or 腫瘍組織で,VHL,SDHB変異を証明した(生殖細胞系列変異は5例).生殖細胞系列変異の同定されなかった4例中2例で腫瘍組織由来での体細胞変異を同定した.生殖細胞系列変異の同定された5例中2例で,生殖細胞系列変異に加えて体細胞変異(2nd hit)を同定した.

自由記述の分野

医歯薬学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi