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2017 年度 研究成果報告書

好中球二次顆粒欠損症の新規C/EBPε変異と好中球分化異常に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09642
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関金沢大学

研究代表者

和田 泰三  金沢大学, 附属病院, 講師 (30313646)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード小児科学 / 先天性免疫不全症 / 好中球二次顆粒欠損症
研究成果の概要

好中球二次顆粒欠損症 (SGD) は、転写因子C/EBPεの異常により引き起こされる先天性免疫不全症である。我々は新規変異を有する世界第3例目のSGD成人例を報告した。本変異はロイシンジッパー領域に存在する2アミノ酸欠失のインフレーム変異であった。細胞内分布やDNA結合能は障害されないものの、他の転写因子との蛋白質間相互作用の減弱により転写活性化能が消失し、SGDを発症することが判明した。また患者好中球では、CD14などの単球マーカーが異常に発現していた。本研究によりC/EBPε遺伝子のロイシンジッパー領域の重要性、SGD発症の新たな分子メカニズムが明らかにされた。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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