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2017 年度 研究成果報告書

制御性T細胞の減少による免疫学的不均衡が皮膚炎に及ぼす影響の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09765
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関京都大学

研究代表者

野村 尚史  京都大学, 医学研究科, 特定講師 (60346054)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード皮膚免疫 / 免疫制御 / アレルギー
研究成果の概要

アトピー性皮膚炎や自己免疫性皮膚炎の病態はまだ完全に解明されていない。その一因は免疫系の過剰反応と考えられる。免疫系の過剰反応を抑えるリンパ球として、制御性T細胞が知られる。本研究では、接触皮膚炎モデルマウス、IgE依存性慢性アレルギー炎症マウス、円形脱毛症モデルマウス、アトピー性皮膚炎自然発症モデルマウスを用いて、制御性T細胞を減少させた際、皮膚炎の重症度がどう変化するかを解析した。その結果、惹起相での制御性T細胞の減少は、接触皮膚炎やIgE依存性慢性アレルギー炎症を増強させることがわかった。今後、円形脱毛症モデルマウスやアトピー性皮膚炎自然発症モデルマウスを用いた検討を続ける予定である。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2019-03-29  

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